作ってみた魔法陣
魔法陣を作ってみたい!っと思ったのですが、動画編集ソフトで作るのは、難しそうなので、
Power Pointのアニメーション機能だけで作ってみました。
意外とできたので、この記事で作り方を紹介したいと思います。
作った動画は下記のとおりです。
魔法陣の作り方
まずはパワーポイントの図形を使って魔法陣を作っていきます。
下のように魔法陣っぽい感じで並べてください。

文字を丸くする方法
魔法陣といえば、謎の文字ですよね!
文字を円形に並べるだけで、魔法陣っぽさが増します。
私が使用した文字は、ギリシャ文字や数学記号です。
例:α、β、γ、Σ、φ、Δ、∫、π、など
これらの文字を円形にするには、
図形の書式 → 文字列の効果 → 変形 → 円 を選択すると作ることができます。

作った文字の円は画像化しておくとアニメーション時にスムーズに再生されますよ!

文字を光らせる方法
これだけだと少し味気ないので、図形や文字を光らせていきます。
図形の書式 → 図形の効果(文字の場合は文字の効果) → 光彩 → その他の光彩の色 → 魔法陣の色を選択で図形や文字を光らせることができます。

サイズ設定は、図形の場合:10p、文字の場合:18pとしています。

光らせた魔法陣は、下のような感じです。それっぽい感じがしますよね!

アニメーションの設定
ここからは、お好きなようにアニメーションを入れてもらえば良いのですが、参考までに私の作ったアニメーションを紹介していきます。
基本パーツ
動画にあるように、私の作ったアニメーションは、2つの魔法陣を使い、それぞれの魔法陣に複数のアニメーションを設定します。
1つの魔法陣は、下記の3つのパーツ(グループ)に分けてそれぞれにアニメーションを追加しています。

重なっているパーツから図形を選択する方法
アニメーションを追加しようとすると複数のパーツが重なってしまい選択が難しくなります。
これを解決するには、図の形式 → オブジェクトの選択と表示を開くことで、図形の選択が容易になります。詳しくは下記サイトを参照ください。

回転速度の変更方法
魔法陣のアニメーションには、回転系のアニメーションを多く使っています。
各パーツで回転速度を変更し、大きいパーツほど遅く動かすとそれっぽくなるので、やってみてください。
アニメーションの効果のオプションから設定できます。
詳細は下記を参照してください。

アニメーションの設定について
上記動画で使用したアニメーションの全設定をまとめたので、参考にしてください。
1つ目の魔法陣
①外側の大きい魔法陣
開始:0から1秒 グローとターン
協調:0から20秒 スピン 1回転(360°)右回り
終了:10.8から11.3秒 縮小および回転 0.5秒

②真ん中の魔法陣
開始:1から2秒 グローとターン
協調:1から11秒 スピン 1回転(360°)左回り 5秒 繰り返し2
終了:10.8から11.3秒 縮小および回転 0.5秒

③ベース 内魔法陣
開始:1から1秒 グローとターン
協調:1から11秒 スピン 2回転(720°)右回り 5秒 繰り返し2
終了:10.8から11.3秒 縮小および回転 0.5秒

2つ目の魔法陣
対象は全体
開始:4から6秒 サークル 方向:イン 2秒
協調:4から14秒 スピン 1回転(360°)右回り 5秒 繰り返し2
終了:ターン 2秒 繰り返し0.4
6.8から7.6秒
7.6から8.4秒
8.4から9.2秒
9.2から10秒
終了:10から11秒 縮小および回転 1秒

終了オプションは、だんだん透明になっていくので、それを防ぐために画像のように細かく入れています。
(下画像はアニメーション全体)

まとめ
いかがだったでしょうか。パワーポイントでもそれなりの魔法陣が作れたと思います。
作ってみたい方は、是非どうぞ!
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